植本一子 滝口悠生 - 往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ
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写真家の植本一子さんと小説家の滝口悠生さんが2021/11月〜2022/4月まで交わした往復書簡。
読んでると「そういえば」と自分も色々と思い出して過去に戻ったり、これからを考えたり…。いいですよね、そういう時間。
素晴らしい装丁や文字組が、文章の美しさをさらに増幅させているのでぜひ手にとって欲しい一冊です。
2021/11から2022/4にかけて8往復しました。
家族について、書くことについて、ひとりになることについて。
話題は多岐に渡り、約7万字、164ページの完全書き下ろし。
植本一子 滝口悠生
「往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ」
著者 植本一子 滝口悠生
寄稿 武田砂鉄
立体 O JUN
装丁 飯村大樹
校正 藤本徹
印刷 innuniq
2022年5月29日 初版 第一刷発行
植本一子(うえもと・いちこ)
写真家。1984年広島県生まれ。
2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。
2013年より下北沢に自然光を使った 写真館「 天然スタジオ」を立ち上げ、一般向けの記念撮影をライフワークとしている。
著書に『働けECD わたしの育児混沌記』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』 『台風一過』『うれしい生活』など。
滝口悠生(たきぐち ・ゆうしょう )
小説家。1982年東京都生まれ。
2011年「楽器」で新潮新人賞を受けデビュー。2015年『愛と人生』で野間文芸新人賞、2016年『死んでいない者』で芥川賞。
著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・ エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』『やがて忘れる過程の途中( アイオワ日記)』『長い一日』など。