透明人間 Invisible Mom

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“見えないもの”とされているすべての母親たちへ——

重い障害を持つ「医療的ケア児」にずっと付き添う母親が、校内で“わたし”自身にカメラを向けたとき、社会の問題が浮き上がってきた。

息子が重度の障害とともに生まれた日から、「私」は「医療的ケア児の母親」となった。特別支援学校へ入学すると、週のほとんどを校内で待機する日々。
「気配を消してください」と求められた私は、「私はここにいる」と言わんばかり、自分自身を写真に撮り始める。そこに写し出されたのは、「誰かのために生きる今」をそれでも楽しく生きようとする、私の姿だった――。

テーマとは不釣り合いに、つい笑ってしまう、明るくユーモアのある写真の数々。全国各地で開催される写真展にも共感の声が相次ぎ、メディア取材も多数。
「母親」「お母さん」として“透明になって”生きている一人ひとりに、エールをおくるような一冊。
2021年に著者が自費出版した『透明人間 Invisible mom』が大きな反響を呼び、ここに山崎ナオコーラ、櫛野展正の両氏の寄稿を加え、再構成・再編集して出版。

学校も病院も社会だ。付き添いもケアも家事も、社会活動だ。
お母さんは、社会人だ。社会を変えられる。――山崎ナオコーラ

表舞台には出てこない、「透明にされた」母親たちの思いを伝える
手段こそが、山本さんの写真であり言葉なのだろう。――櫛野展正

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山本美里(やまもと・みさと)

1980年東京都生まれ。写真家、医療的ケア児の母。2008年、妊娠中に先天性サイトメガロウイルス感染症に罹患した第3子が障害を持って生まれ、「医療的ケア」を必要とする子の親となる。その息子が特別支援学校小学部に入学するとともに、週4日の校内待機の日々が始まる。2017年に京都芸術大学通信教育部美術科写真コースへと進み、息子に常に付き添う自分自身を被写体にした写真作品の制作を開始。同学学長賞も受賞した一連の作品を2021年11月に『透明人間 Invisible mom』として自費出版すると、大きな反響を呼ぶ。全国各地を展示と講演で回るさなか、2023年1月に櫛野展正氏による記事「隠された母親たち」がウェブ版「美術手帖」に掲載。それをきっかけに、『透明人間 Invisible mom』を再構成・再編集した本書を出版。同年、別作品で「MONSTER Exhibition 2023」優秀賞受賞。現在も医療的ケア児と特別支援学校の保護者付き添いをテーマに作品制作を続けている。
Website: https://inbisiblemom.studio.site/1
Instagram: @m.yama_moto

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